診断士協会について

協会の紹介

地域の企業と経済の未来へ、指針を示す専門家集団。

　岩手県中小企業診断士協会は、国家資格を持つ経営コンサルティング集団として、企業と行政、公的団体、金融機関のパイプ役となり、各種機関と有機的に連携しつつ企業の問題解決を図り、県内中小企業の経営を支援します。

中小企業診断士とは？

中小企業診断士は経営コンサルタント分野で唯一の国家資格です

　中小企業診断士は、中小企業の経営課題を診断し、企業の成長戦略策定やその実行のためのアドバイスや、適切な経営改善策を提案・指導する専門家です。国家資格であり、経済産業大臣による登録が行われます。中小企業と行政・金融機関等を繋ぐパイプ役や、専門的知識を活用しての中小企業施策の適切な活用支援等幅広い活動を行います

　中小企業診断士の業務は、中小企業支援法で「経営の診断及び経営に関する助言」とされています。　「現状分析を踏まえた企業の成長戦略のアドバイス」が主な業務ですが、その知識と能力を活かして幅広く活躍しています。

　中小企業診断士は、まず企業の成長戦略の策定について専門的知識をもってアドバイスします。また、策定した成長戦略を実行するに当たって具体的な経営計画を立て、その実績やその後の経営環境の変化を踏まえた支援も行います。このため、中小企業診断士は、専門的知識の活用とともに、企業と行政、企業と金融機関等のパイプ役、中小企業への施策の適切な活用支援まで、幅広い活動に対応できるような知識や能力が求められています。

ごあいさつ

　一般社団法人岩手県中小企業診断士協会は、2012 年（平成 24 年）4 月に一般社団法人と して新しい歩みを始めましたが、前身である社団法人中小企業診断協会岩手県支部は 1984 年（昭和 59 年）に設立され、それ以前は東北支部岩手支会（昭和 33 年に支部・支会発足） として活動しておりました。 この間、当協会や所属中小企業診断士は、岩手県、岩手県中小企業団体中央会など商工指導団体、協会本部、関係者各位のご支援・連携を頂き、本県中小企業、建設業や農林業、地域産業などの振興、先の三陸津波大震災被災企業の再生支援などに尽力して参りました。

　中小企業を取り巻く環境は、地域経済の低迷に加え、人口減少や少子高齢化、グローバリゼーションの進展による影響に加え、インフラの老朽化が進みそれへの対処がある一方、ＩＣＴが劇的に進歩しておることなど、一層のスピードを伴う変化への対応が求められていると思います。

　このような内外環境変化を踏まえ多様な経営課題に対応できるよう会員のスキルアップの機会の拡充をテーマに、岩手県の環境にマッチした農業研究会あるいは潮流に即応した事業承継研究会などを継続するとともに、新たな各種取り組みを計画しております。

　令和4年度は、そのような体制の上で、経営支援という領域での”地域の課題には地域で対応”ができる・専門家集団としての仕組み創りに精力的に取り組んでまいります。 今後とも岩手県中小企業診断士協会を皆様のパートナーとしてご愛顧のお願いを申し上げます。

一般社団法人 岩手県中小企業診断士協会

協会会員名簿

（同意された方のみ掲載。2022.4月時点）